中国武術に筋トレは必要か?
- 剛史 小坂
- 3 日前
- 読了時間: 3分
こんにちは♪
梅雨になり、体調が不振になる方も多いと思います。この時期は、よもぎなどを摂るといいですよ。
さて、本題ですが、中国武術では筋トレ必要論と不要論があります。少林寺の映画を見たり実際の動画を見たりすると当然必要だろうと思われる方も多いでしょう。私が武当山を訪れた際も筋トレしてる修行者が多くいました。

私が八極拳の練習をしている時も筋トレに近いことをしてました。

写真は残っていませんが、馬歩の姿勢(膝を曲げて腿を地面と平行にする姿勢)を最低15分やらないと教えないと言われたこともあります。2分3分すると足がガタガタ震えてきます。何なら棒をももに置いてそれが地面に落ちたらアウトです。
筋トレな感じですね。ですが、同じ中国人の先生に「筋トレはするな」と言われました。当時の私は仕事が終わるとジムに駆け込み、毎日筋トレしてました。ベンチは最高で130kgまで行きました。
先生によると「西洋スタイルの筋トレは、筋肉の塊(パーツ)を作るのはいいが、その間の「つながり」は作れない」というのです。内心「馬歩の方が辛いよ」と思いましたが、そういうことらしいのです。
ここで、中国について考えてみましょう。人口14億人のうち9割は農民です。時代を遡るにつれてその割合は増加します。
農業に従事されている方は実は足腰が強く、強靭な上半身を持っています。私は大学院時代に農村でフィールドワークをしていましたが、細身の方も骨太で必要な筋肉がついています。いわゆる細マッチョってやつですね。
つまり日常生活の中で筋肉をつくっているのです。ですから、あえて筋トレをする必要がない。しかも農作業ですから全身を使います。
太極拳が生まれた陳家溝も明清期に開墾された農村地帯です。なので多くは農業従事者です。したがって敢えて筋トレをする必要はないのです。疲れた身体を逆に太極拳で癒したり、仕事前のウォームアップとして太極拳をするのです。
とはいえ、太極拳に筋力強化の機能性はないかというと大いにあります。ある先生に「フラダンスをしながらスクワットをする感じ」と言われたことがありますが、スクワット状態で上半身を大きく動かします。また片足で立つ動作もあり、ゆっくり負荷の少ない筋トレをし、体幹も鍛えるといる感じです。もちろん、血行もとても良くなります。
ですので、私の立場は中国武術に筋トレは必要であって必要ではありません、という曖昧な立場です。無理にする必要はありません。
もっと!という方には私もハマっているメイスハンマーオススメです。肩の可動域も爆発的にあがります。実感しています。グルグル回す他、鍬を使う動作をすると、とても気持ちいいです。





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